7-健堅大親(健堅之比屋)の墓
健堅大親(健堅之比屋)の墓
墓は字健堅、瀬底大橋近くの国道449号線沿いの崖の下にある。健堅大親は察度
時代(1350年~1395年)の人で、健堅大屋子を勤めた伝説上の人物である。
伝承によると大親は健堅に人で人情に厚く、村人を自分の子のように愛し、村
人から尊敬された。大親をあらわす話として、遭難した中国人に船と名馬を与え
無事に中国に送り返し、後に中国の皇帝から琉球王国と通して絹と石碑が贈られ
たと史書「球陽」に記されている。